バンカーに優しいウェッジ|みんなのQ&A|ゴルフ用品・ゴルフクラブの口コミ評価サイト my caddie(マイキャディ)(←リンク)
この質問を読んで思った事を徒然と・・・
ネピアの鼻セレブのような保湿ティッシュ素材のソールになっていて
エクスプロージョンで引っ叩かれるお砂様の衝撃をしっとりソフトに受け止める
一発で使えなくなるのでコスパは最悪ですが
そんなウエッジがあればバンカーにとても優しい・・・
って違うかっ!
下らない揚げ足取りは置いといてと
バンカー「で」やさしいウエッジって話なんですが
現在ウェッジの導入を検討しております。バンカーが苦手で、スコアがまとまらず…といった状況です。
固いバンカー、やわらかいバンカー両方苦手です。
現在は、52度(バウンス10)と56度(バウンス12)を入れております。
共に、マックダディフォージドです。
以下を検討していますが、どれが良いかアドバイスお願いします。
①ボーケイの60度Kグラインドを追加
②テーラーメイドの60度ビッグフットを追加
③今のウェッジで問題なし。練習あるのみ。
よろしくお願い致します。
とありまして
ワタクシが回答するとしたら 「①②③全てNGで異形お助けクラブ推奨」です
(Kグラインドもビックフットもお助け要素は強くなっているけど
ある程度打てる人が大ミスを防げる的なお助け具合なんですよね)
この人はおそらくバンカーに入ったら脱出できずに何度も打って大叩きになるのでしょう
過去に何人かそういう人とご一緒したことがあります
力いっぱいうっても0.5~1メートルぐらいしか飛ばなくて何度打っても脱出できず
伸びあがり過ぎるとトップして土手に直撃で脱出できず
土手に当たらなければホームランでOBや対面のバンカー・・・う~ん地獄ですね
そういう方達は決まって「手を使って下から球を上げにいってしまうスイング」という特徴があります
普段のショットもダフリ気味ですがソールの広いバンスの大きいアイアン等を使ってなんとかなっていますが
バンカーは捲り(まくり)上げるように手前から入れるとバンスの効果は殆ど無くなり1yぐらいしか飛びません
一般的に言われている「バンカーはダフっても良い」を実践すると
打っても打っても全然飛びません
この質問者は①②で60度のウエッジを挙げていることからも
安直に「ロフトが上を向いていれば上がりやすくてバンカーから出やすい」と思っているのでしょう
これだけの情報社会で珍しいですよね
バンカーショットのコツやエクスプロージョンショットの情報なんて溢れかえっているのにね
そもそもの癖が強固な捲り上げスイングなのでそこを何とかしないと
ボーケイだろうがマックダディーだろうが関係ないんですよ
やみくもに「練習あるのみ」でも永久に解決しないので③もNGなのです
よく言われている極当たり前の事なんだけど
ボールが上がっていくのはロフトのおかげという仕組みを嫌っていう程に思い知り
自分で上げにいく動作をしないこと
トラックマンで言うところのアタックアングルがゼロ~マイナスになるよにボールを捉えれば
あとはロフトがボールを浮き上がらせてくるれる
このメカニズムで打てるようになることが先決ですね
そもそものボールの捉え方が正しくなった上で
ウエッジを少し開いてバウンスを増やし
その増えたバウンス抵抗を活かすようにボールの少し手前からヘッドを入れて
「バンカーはダフっても良い」を実践すれば
パァ~ンというバウンスが砂を弾く軽快なサウンドと共に
柔らかくも軽やかな打球が打てまっせと いう仕組みでございます
自分はこのやり方で対応しています
その他にも通常のショットとの細かな違いは多々ありますが
長くなるので割愛します
と思ったけどパッと思い付く注意点を備忘録的に書いてみたいと思います
・スタンスは広め
・膝は普段よりも曲げる
・スタンスはややオープン
・短めにグリップする
・フェイスは開く
・ややハンドダウン気味
・ややアーリーコック
・フォローでのローテーションを抑え気味にする
・膝の角度(曲げ具合)をフィニッシュまでキープ
・スタンスを安定させるためにシューズの底でグリグリっとする時に砂の情報を出来るだけ得る事
ざっと思い付く事を挙げてみました
それぞれの項目に各々意味がありますが
基本的には振っても飛ばなくなる要素の事柄が多い事に気付きますね
それぞれの項目の塩梅はシチュエーションや打ちたい球筋や距離に応じて自動的且つフィーリングで決めています
ちゃんと砂が敷いてあるバンカーであれば距離感も球筋もある程度操れます
この方法で一般素人としてはそこそこ寄りますし砂一も取れます
こうやって書きだすと
何気なく打ってるショットでも多様な事項を自然とこなしているんだなと実感
ゴルフの上達が早い人や良いスコアで安定している人は
無意識のうちにそのショットで大事になってくるお約束事をおろそかにすることなく打てている人と言えるのかも知れません