またまた女子テニスで変なトピックスがあがってました
USオープン決勝で負けた選手が表彰式のあとロッカールームに戻ってきた時に
ラケットバッグからラケットをわざわざ取り出し
地面に何度も叩きつけてへし折っている動画が出回ったのですが
そのことに対して賛否が巻き起こっているとのことでした・・・
ワタクシこの女子選手を悪者に祭り上げて
非難を浴びせてマウントとって悦に浸ろうって事ではないんです
今回 全く理解できなかったことがありまして・・・
それは「賛否が巻き起こっている」というところなんです
↑ コレがその映像なんですが
この行動の何処が賞賛されることなのでしょうかね?
賛否の「賛」の部分は何処ですか?って事なんです
どうやらこの行動がファイティングスピリッツにつながるとして「良い」としているようですけど
そんなワケねぇんでゲスよ(意味不明の言い回し)
ファイティングスピリッツなんてラケットぶち壊さなくても表現できます
「ラケット破壊する程に悔しかったという想いがあるから次こそは優勝出来るでしょう!」みたいな言い回しもありました
こういう馬鹿がいるから「汚い行動」「汚い言葉」「姑息で卑怯な選手」が大手を振って闊歩してしまうのです
わざわざしまってあるラケットを取り出してまで壊すなんてことするぐらいなら
狂ったように絶叫した方が100倍まし
「うぉ~」でも「あ”~」でもいいじゃないですか
美しい言動ではないけどコレならば「そりゃ~くやしかった事でしょうね」「コレをバネにして頑張ろうね」と思ってあげられるけど
動画の行動は醜さしかないのよ
今回 賞賛が起きる事に対して違和感と気持ち悪さが物凄かったので文字に起こしてみました
今回 この行動をした選手に対しては
「気持ちは分からなくもないけどそれはイカンよ」ってぐらいです
全員が全員模範選手であれとは言いません
多少汚い部分を出してしまうのも人間味でもあります
でもまあ絶対的に
ラケット壊したらダメ
プロスポーツ選手たるもの子供たちのお手本であるべきです
こればっかりは「べき」なのです
わざわざラケットを取り出し椅子にでも立てかけてひざまずき
「優勝させてあげられなくてごめんね」とラケットに言っている動画ならば
また全然違う評価を得る映像となったことでしょう
(ちょっとあざといかも知れないけどね)
今回どうして撮影されていたのか知りませんけど
どうしても腹いせにラケットを叩き壊したいならば
よ~く周りを確認して誰にも知られる事の無いようにやりましょうね
今回のように動画として証拠が出てしまうような事があったときは
協会側(WTA)が罰するべきだと思いますね
それはさて置き 兎にも角にも「賛」を送った人ってウマシカですな
にしてもこの選手・・・
一時の感情でカッとなって激情的にバッグごとぶん投げて
それでも興奮が収まらずにファスナーを壊すような勢いで
バッグを開けてラケットを出し叩き壊しました・・・とかじゃないんですよね
至極 冷静にバッグを置き
至ってスムーズにファスナーを開け
ラケットを取り出して壊しています
なかなかの変わり者ですよね
昔 テリー伊藤がプロデューサーやディレクターをしていた頃に
とある人との話し合いがヒートアップし
ブチ切れたテリーさんは「ふざけんじゃねぇよ」と叫んでテーブルに手をかけ
ちゃぶ台返しのごとくひっくり返そうとしたらテーブルが地ベタにビス留めされていて
何回か力んでみたもののひっくり返せませんでした
そしたら その場からツカツカといなくなり
ほどなくして戻ってきたその手にはプラスドライバーが握られていて
4ヶ所留められているビスを黙々と一つ一つ外していき
全てのビスを取っ払った後にあらためて「ふざけんじゃねぇよ!」と叫びながら
テーブルを勢いよくひっくり返しましたとさ
という逸話を思い出したよ
両者なかなかの変わり者・・・いや 変態