「eスポーツ」
この言葉に漠然とした違和感を感じる。
「スポーツ」という言葉の定義は絶対的には決まっていないとは思う。
だからして「何かしらの行動や思考」を指して「それはスポーツだ」と自由に言ってよいのかもしれない。
きっと良いのだろう。
でも違和感は拭えない。
「そんなのスポーツじゃない」と表現する事も自由なのだろうか。
昨今は否定する系の言動はなにかと非難&揶揄されるから気を付けたい。
身体の何処か一部でも動きつつ、高度な技術や思考、表現力等があれば「スポーツ」なのか。
演劇やミュージカルだって「スポーツ」なのか。
そろばんやレジ打ちも「スポーツ」という事に正当性や妥当性はあるのか。
だとしたら幼児がするオママゴトだって立派な「スポーツ」に成り得るのか。
軽いジョギングは「スポーツ」であることに違和感はないけど。それよりよっぽど大変で疲れるDIY作業なんかは「スポーツ」というには違和感がある。
なんだろうね。
妥当な線引きは何処か。
おそらく「運動」という意味での「スポーツ」が至極一般的で的確なんだと思う。
「運動不足だからなにかスポーツでもしよう!」
「よし!みんゴルで運動不足解消だ!!」
「いやいや、運動不足解消にはやっぱスト2でしょっ!!!」
「とにかくみんな座ってコントローラー準備して!」
「いやぁ、スポーツって本当に運動になるよねぇ!」
・・・なワケないよね。その辺なんだと思う。
別な視点から。
人によってはその言葉が「尊い」ものであったりすると、混同されたくない気持ちってありますよね。
野球・サッカー・バスケ・陸上競技・テニス etc.
極めるには高いフィジカルと技術や頭脳を要するなかで、取り分け「フィジカル」を鍛える為には継続的な努力を要するワケで。。。
そういった運動強めなスポーツをこよなく愛してきた者にとって
「テレビゲームがスポーツぅぅぅ⁉」
みたいな思いがこみ上げる。
椅子に座りディスプレイを噛り付くように見て、手首から先を猛烈に使っている様が「歴としたスポーツです」と言われると、いやはやなんともです。。。
「eスポーツ」という言葉は、コンピューターゲーム業界にとって商業的にキャッチーで都合が良いのだろうけど。
「e」が付いている時点で別の次元の言葉なのだから混同するなという意見も当然あると思う。
ごもっともである。
でも・・・「eゲーム」でいいよね。(game=競技)
はたまた「eコンペ」。(competition=競技会)
スポーツという言葉がとても似あわない。
まあ頭が固いオッサンの戯れ言であることだけは間違いないという自覚はあります。
ここはその為の場(silly talk of pot)だから。
完全なる極個人的な思想&概念です。
スポーツニュースで「マヂカルラブリーの野田クリスタル氏作成のゲームが今話題沸騰です!スポーツ業界に新たな一石を投じました!!」なんて報道が当たり前のようにされる日が来る頃には、そんな違和感も抱かなくなるのだろう。
ちなみにゲームが嫌いなワケでも何でもありません。
若いころには夢中になりました。
今でも好きです。
有吉ぃぃeeeee!も大好きで、晩酌しながら観るのを楽しみにしてます。
アンガの田中氏が桃鉄でキレる場面が大好きです(笑)
「お前ら全員ブチ殴るぞぉ~」(。-`ω-)
ただ「eスポーツ」という言葉に違和感を覚えるだけです。
最後にコレ関係の記事をご紹介しておきますね。
「eスポーツ」はスポーツなのか?8割が「そうは思わない」|@DIME アットダイム